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expl関数

概要

自然対数の底 e のべき乗を求める

ヘッダ

math.h

形式

long double expl(long double x);

引数

x

指数。

戻り値

自然対数の底 e(ネイピア数)の x乗。

詳細

自然対数の底 e のべき乗、つまり自然指数を求める。したがって、logl関数の逆関数である。

結果が表現できない場合は値域エラーが発生する。その際の動作に関する詳細は ERANGEmath_errhandling を参照のこと。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <math.h>

int main(void)
{
    long double x = -2.5L;

    for (int i = 0; i < 11; ++i) {
        printf("exp(%.4Lf) = %Lf\n", x, expl(x));
        x += 0.5L;
    }
}

実行結果

exp(-2.5000) = 0.082085
exp(-2.0000) = 0.135335
exp(-1.5000) = 0.223130
exp(-1.0000) = 0.367879
exp(-0.5000) = 0.606531
exp(0.0000) = 1.000000
exp(0.5000) = 1.648721
exp(1.0000) = 2.718282
exp(1.5000) = 4.481689
exp(2.0000) = 7.389056
exp(2.5000) = 12.182494

関連

float型版の expf関数、double型版の exp関数がある。
自然対数を求めるには logl関数を用いる。

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/21 C99以降で事情が変わっているので、「詳細」の値域エラーに関する説明を他ページに譲るようにした。

’2018/1/22 新規作成。



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