fputc | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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fputc関数

概要

出力ストリームへ1文字出力する。

ヘッダ

stdio.h

形式

int fputc(int c, FILE* stream);

引数

c

出力する文字。

stream

出力ストリーム。

戻り値

成功すれば、c がそのまま返される。失敗時は EOF が返される。

詳細

書き込みエラーが発生した場合は、ストリームのエラー指示子がセットされる。
同じことを行う putc関数がある。putc関数はマクロとして実装されていることがあり、効率が良いかもしれないが、使い方に注意が必要である。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "w");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fputc('a', fp) == EOF) {
        fputs("書き込み中にエラーが発生しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

実行結果(標準出力)

実行結果(test.txt)

a

関連

putc関数は同じ効果を持つが、マクロとして実装されていることがある。
文字列の出力には、fputs関数が使える。
ワイド文字版の fputwc関数がある。

解説章

第40章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/22 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

’2018/4/8 書き込みエラーに関する記述を追加。
「使用例」に、エラーチェックを追加。

’2018/1/22 新規作成。



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