ピクセル | Programming Place Plus 用語集

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名称

解説

コンピュータであつかう画像を構成する最小単位で、色情報をもった点のことです。

ディスプレイの画面やビットマップ画像では、ピクセルが縦横に規則正しく並んでいます。ピクセルの個数を表現するために、縦横のピクセル数を使って 300×200 のように表示します(ただし、どちらが縦なのかは場合によるので注意が必要)。

ピクセルがもつ色情報の形式(フォーマット)には種類があり、情報の大きさ(ビット数)も異なります。1ピクセル当たりのビット数のことを色深度と呼び、bpp (bits per pixel) という単位で表します。モノクロの画像であれば、白か黒かの2択で済むため、1ビットで表現可能ですから、色深度は 1bpp です。

白黒以外の色も表現するためには、光の三原色である RGB (赤・緑・青) の情報が必要で、それぞれに数ビットずつを割り当てます。人間の目で識別できる色のほとんどを表現するためには、それぞれに 8ビットずつ割り当てた 24bpp の色深度が必要です。この形式はフルカラーと呼ばれます。

ピクセルの形状は、コンピュータで使うディスプレイでは正方形ですが、テレビの画面などでは長方形の場合もあります。ピクセルの幅と高さの比率をピクセルアスペクト比といいます。


ピクセルと同じ意味のように使われる用語として「ドット」があります。本当に同じ意味として使う場合もありますし、単なる「点」であるということを表している場合もあります。また、たとえば、100×100 ピクセルの画像を縦横2倍に拡大して画面へ表示したとすると、画像情報としてのピクセル数は変わっていないと考えられますが、画面表示としては 200×200個のドットになったという捉え方もできます。


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