FLT_ROUNDS | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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FLT_ROUNDS

概要

浮動小数点演算の丸め方向。

ヘッダ

float.h

形式

#define FLT_ROUNDS 1

置換結果

丸め方向を表す値。

詳細

浮動小数点数の演算で丸めが必要になったとき、どのような方法を取るかを表す値に置換される。環境によって値は異なる。
標準には以下の定義があるが、これ以外のものを処理系が追加していることがある。

値 意
0 切り捨てる
1 一番近い値に丸める
2 大きい数になる方向へ丸める
3 小さい数になる方向へ丸める
-1 不確定

丸め方向の設定は、fesetround関数の影響を受けて、書き換わる。

注意

標準ライブラリに含まれている FLT_*** という名前のマクロは、float型版を表し、double型や long double型には異なる名前のマクロが定義されていることが多いが、FLT_ROUNDS は、この名前のマクロしかない。

使用例

#include <stdio.h>
#include <float.h>

int main(void)
{
    printf("%d\n", FLT_ROUNDS);
}

実行結果:

1

関連

解説章

第20章


参考リンク


更新履歴

’2018/6/14 新規作成。



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