logl | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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logl関数

概要

自然対数を求める

ヘッダ

math.h

形式

long double logl(long double x);

引数

x

対象の値。

戻り値

引数x の自然対数。

詳細

e (ネイピア数)を底とする対数(自然対数)を求める。
引数x が負数の場合は定義域エラーになる。その際の動作に関する詳細は、EDOMmath_errhandling を参照のこと。
引数x が 0 の場合は、戻り値は 0 となる。また、実装によっては値域エラーが発生することがある。その際の動作に関する詳細は、ERANGEmath_errhandling を参照のこと。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <math.h>

int main(void)
{
    long double x = 1.0L / 16.0L;

    for (int i = 0; i < 8; ++i) {
        printf("log(%.4Lf) = %Lf\n", x, logl(x));
        x *= 2.0L;
    }
}

実行結果

log(0.0625) = -2.772589
log(0.1250) = -2.079442
log(0.2500) = -1.386294
log(0.5000) = -0.693147
log(1.0000) = 0.000000
log(2.0000) = 0.693147
log(4.0000) = 1.386294
log(8.0000) = 2.079442

関連

常用対数を求める log10l関数がある。また、自然対数の底e の x乗を計算するには expl関数を使う。
float型版は logf関数、double型版は log関数である。

解説章

第48章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/21 「注意」の内容を「詳細」へ移動。C99以降で事情が変わっているので、定義域エラーや値域エラーに関する説明を他ページに譲るようにした。

’2018/4/10 「注意」を書きなおした。

’2018/1/22 新規作成。



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