電子メールを、メールサーバー(IMAPサーバー)から受信する際に使われるプロトコルです。
現在では、IMAP を改良した IMAP3 (IMAP Version 4) が使用されています。
ユーザーがメールクライアントを操作して、自分宛の電子メールが届いていないかどうかをメールサーバーに問い合わせたり、実際に自分の手元に受信したりする際の手順を定めています。
電子メールの分類・管理をメールサーバーに保存したまま行えることが特徴で、手元に電子メールを受信しても、メールボックスにも残したままにしておけます(既読であることの管理はメールサーバー側で行える)。そのため、複数のデバイスで同じメールアドレスを運用することが容易になっています(1つのデバイスで受信しても、メールサーバーに残っているので、ほかのデバイスでも再び受信できる)。反面、メールボックスに電子メールが溜まっていくため、容量が圧迫されやすい欠点があります。
電子メールの受信に使われるプロトコルとしてもう1つ、POP と呼ばれるものがあります。POP では、電子メールを受信すると、メールボックスからは削除されます。IMAP の利点・欠点が逆になり、POP ではメールボックスを圧迫せずに済みますが、複数のデバイスで同じメールアドレスを運用するには不便です。
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