このページでは、実行ファイルなどを作成する操作の意味での「ビルド」を取り上げます。ほかに、版を意味する「ビルド」があります。
ソースファイルや、関連するデータが記述されたファイルなどの集合物を元にして、実行可能ファイルや、それを含んだパッケージを作成する操作のことをいいます。
たとえばコンパイラ型言語では、コンパイラが、1つのソースファイルに対して、1つのオブジェクトファイルを生成するコンパイルという処理を行い、最終的にそれらをリンカによって結合(リンク)するという方式を取ることがあります。
これらの処理を1ステップずつ行うのは手間がかかるため、大抵の開発環境では、これらの手順を1つのコマンドだけで行える機能をもっており、この操作をビルドと呼びます。
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