バイト列 | Programming Place Plus 用語集

トップページ用語集

名称 🔗

解説 🔗

複数のバイトが並んだものです。

バイト列の考え方では、データがどんな種類のものであるのかを問わず、ただバイトが並んでいるという事実だけに基づいて取り扱います。

たとえば、ファイルの内容を読み取るプログラムでは、ファイルの内容を受け取る場所(変数など)を事前に用意しますが、そのをどうすればいいか分からない可能性があります(ファイルの内容は読み取った “後で” 分かるものだから)。この場合、バイトを表現できる型の配列を用意し、ファイルの内容をバイト列とみなして読み取りを行います。

C言語、C++ の場合

バイト列は、C言語や、C++14以前の C++ では unsigned char型の配列を使って表現できます。C++17 では、より明確に「任意のバイト」を表現できる std::byte型が追加されたので[1]、この配列を使って表現できます。

また、C言語や C++ では、メモリの内容を直接的に操作する機会がありますが、その場合も、そこにどんな種類のデータがあるのかを問わないように、バイト列とみなして取り扱います。

C言語の標準ライブラリに含まれるメモリ操作系の関数は、バイト列として取り扱うように設計されています。C言語編第34章参照


参考リンク 🔗

1. byte | cpprefjp

更新履歴 🔗


用語集のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る