レベル |
中級 |
5段階評価 |
★★★★★ |
出版日 |
2000年11月 |
ISBN |
978-4894712706 |
C++ in‐depth series の1冊であり、Exceptional C++シリーズの最初の本。
C++ で陥りやすい落とし穴を例題として提示し、詳細な解説・考察を行うというスタイルで、全47項目あります。
本書の最大の見どころは、例外機構に関する非常に詳しい考察です。スタッククラスを実装する際、popメンバ関数が、スタックから取り除いた値を戻り値として返せない理由を説明できますか? できないならぜひ、本書を読んでみてください。
また、コンパイラファイアウォールと呼ばれる、コンパイル時間を短縮するテクニックも注目すべきでしょう。C++ の大きな欠点に、増大しやすいコンパイル時間がありますが、このテクニックはその軽減策の1つになります。
なお本書の続編に、「More Exceptional C++」「Exceptional C++ Style」があります。シリーズ通してかなりの良書ですが、やや難しくもあります。ただ、本書だけは必読書として挙げておきたいと思います。
’2018/4/11 「関連書籍」を追加。
’2017/7/12 新規作成。
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