プログラミング言語の図鑑。
数多くのプログラミング言語を簡潔に紹介した本です。この手の本はほかにもありますが、類書に比べて、技術的な部分への踏み込みが深いように見受けられます。その分、入門書としてみると難易度はやや高めかもしれません。
まず、個別のプログラミング言語の紹介に入る前に、多くのページを割いて、そもそもプログラミング言語とは何なのか、多くの種類が存在する必要性はどこにあるのか、どのように進化してきたのかといったことに触れています。入門から初級程度のレベルにある人には、この部分も勉強になると思います。また、さまざまな角度から、プログラミング言語を分類し、それぞれの特徴や、どんな分野に向いているのかを明らかにしています。
その後、主要な言語について、その特徴や歴史、得意としていること(活躍するシーン)を解説するページが続きます。特徴的な機能にはきちんとした解説を行っており、ここは入門レベルとしては難しいですが、とても勉強になる部分だと思います。また、FizzBuzz(最低限のプログラミング能力があるかどうか見分けるために使われるプログラムの問題)を実装したコード例を掲載して、言語ごとの違いが(ある程度)みえるようになっています。そして、関連するいくつかのプログラミング言語についてのコラムが掲載されています。
基本的には図鑑(カタログ)なので、この本だけで何かしらのプログラミング言語を習得するにはいたりません。最初に学ぶ言語、新しく学んでみる言語を探すために役立つでしょう。また、最低1つの言語を習得しているプログラマーにとっては、自分の知っている言語との違い(特にまったく違う分野で使われている言語)を学ぶのは良い刺激になると思います。
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