ドキュメントやテキストコミュニケーションに関する入門書。
GitLab という企業が実際に行っている方法を参考に、ドキュメント作成や、テキストコミュニケーションの方法をまとめています。GitLab には、世界各国にまたがって、2000名以上のメンバーが所属しており、活動のすべてがリモートで行われている組織です。このような組織が滞りなく活動を続けるにあたって、ドキュメントが重要な意味を持っています。
GitLab では、GitLab Handbook という、3000ページを超える1つの巨大なドキュメントにすべての情報を集約しています。ここには企業としての方針やルール、公式見解のようなものもすべて含まれており、しかも(本当に極秘のものを除いて)すべて公開されています(The GitLab Handbook)。
そのため、日々の活動の中で知りたいことがあれば、見るべき場所は1つですし、それが公開されている公式なものである以上、書かれていることは遵守しなければならないことです(あるいは検討のうえで、更新されなければならない)。そのためには、このドキュメントはつねに正しくなければなりませんし、すべての人が自由にドキュメントにアクセスし、編集することも許されていなければなりません(そうでなければきっと、更新されていない状況が生まれる)。こうしたことを実現するための具体的な方法について解説しています。
また、ドキュメント作成の基本的なスキルや、アジェンダ、レポート、メール、Slack などのテキストコミュニケーションの方法についても取り上げられています。
【紙媒体】
【電子書籍】
Programming Place Plus のトップページへ
はてなブックマーク に保存 | Pocket に保存 | Facebook でシェア |
X で ポスト/フォロー | LINE で送る | noteで書く |
![]() |
管理者情報 | プライバシーポリシー |