実行を停止させた後、すぐに起動しなおすことをいいます。
ほとんどの場合、動作している機器やシステムに対する用語ですが、ソフトウェアの実行をやり直す場合に使われることもあります。
何らかの不具合が発生したときや、元に戻せないような操作を誤って行ってしまったときなどに、強制的にやり直させるために行う操作です。
リセットと呼ぶこともありますが、リセットは「元の状態に戻す」という意味合いが強く、実行を停止させるかどうかは意識していない用語のようにも捉えられます。
また、「初期化」という用語も近しい意味をもっているといえます。「初期化」は、“初回” の実行を始めるときに、必要な準備をするという意味合いもあるため、正確に同じ意味の用語ではありません。
機器のリセットボタンを押すなどの物理的な操作による再起動処理を、ハードウェアリブートと呼びます。こちらは、停電などによって電源の供給が途絶えたときに、意図せずに行われてしまうことがあります。いずれにしても、起動中の機器の実行を不意に止める操作であるため、処理中のデータを失ったり、再起動後の動作に異常が生じたりする恐れがあります。
一方、機器のボタンを押すなどの物理的な操作を必要とせず、ソフトウェアを操作して行う再起動処理を、ソフトウェアリブートと呼びます。オペレーティングシステムの管理の下で行われるため、ハードウェアリブートよりも安全です。
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