C言語の理解の最難関、ポインタの完全理解に向けた解説書。
2001年に発売された『C言語 ポインタ完全制覇』の新版です。軽く手直しされたという感じではなく、大幅に手を加えてあります。
2001年当時は、C99規格は登場したばかりでほとんど普及しておらず、旧版ではその状況に合わせて書かれていました。新版では、C89 を解説のベースにしているものの、C99/C11 に関する記述が増加しています。特に、C99 には可変長配列、フレキシブル配列メンバなど、ポインタ(や配列)に絡む新機能があり、これらの説明はきちんと追加されています。旧版を持っていても、買い直すだけの意味は十分あります(今でもC言語と戦っているのならですが)。
ポインタの完全制覇というタイトルですが、ポインタそのものだけでなく、関係性が深い配列のことや、メモリに関する話題、動的メモリ割り当て、理解しづらいポインタ関連文法の読み解き方など、ポインタに少しでも関わりがあれば徹底的に説明しています。結構な分量ではありますが、確かにこれ1冊で、ポインタの理解には十分(すぎるくらい)だと思います。
ポインタに関係すること以外については理解がある前提で書いてあるので、一般的な入門書の解説順からいえばポインタより前にあるであろう、変数、関数、分岐、ループ、(ポインタが絡まないシンプルな使い方での)配列や構造体)といった辺りは、知っている状態のほうが読み進めやすいでしょう。
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