プロのソフトウェア開発者であるために、あるいは、なるために。
※2012年に ASCII から出版された同名の本と同じ内容です。
良いプログラムの書き方、高度で効果的なテクニックといったものを書いた本 “ではありません”。むしろ、そういう話題はほとんど登場しませんし、コードも登場しません。
書かれているのは、プロフェッショナルな開発者として、あるべき “態度”、“心がけ”、“習慣” といったものです。総じていえば「プロ意識」ということでしょうか。第1章が、ずばりこのテーマで始まっています。
たとえば、突発的なトラブル、仕様の変更、厳しいスケジュール、顧客なマネージャからの急な(そして無謀な)要求といったプロの開発現場で起こる出来事に、プロとしてどのような態度で望むか。その考え方が述べられています。また、日頃の自己研鑽のような習慣の話が書かれています。
会社に所属する開発者でも、フリーランスの開発者でも、プロとしてソフトウェア開発に携わる人に勧めます。新人やそれに近いくらいの人には、実際の経験が少ない分、やや難しいかもしれませんが、読んでみて損はありません。
著者の Robert C. Martin は、執筆時点でプログラマー歴 42年を誇る大ベテランです(著書『アジャイルソフトウェア開発の奥義』などが有名です。リンク先は Amazon.co.jp)。彼が実際に経験してきたことについても書かれていますが、70~80年代頃の話題が多く、若い技術者にはあまりピンと来ないものが多いかもしれません(私もよく分からないことが多かったです)。また、同じ昔話が繰り返されることがある点がやや気になるかもしれません。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
以下のリンクから商品を購入されると、Programming Place 管理者に紹介料が支払われています。
【紙媒体】
【電子書籍】
技術書を割引価格で購入できたり、多くのポイントが還元されたりするお得情報を、「セール情報」のページで取り上げていますので、こちらもご覧ください。
Programming Place Plus のトップページへ
はてなブックマーク に保存 | Pocket に保存 | Facebook でシェア |
X で ポスト/フォロー | LINE で送る | noteで書く |
RSS | 管理者情報 | プライバシーポリシー |