副題は「ソフトウェア開発者の完全キャリアガイド」で、まさにそういう内容です。
一貫して「ソフトウェア開発者」と表現されていますが、ほぼ「プログラマー」と読み替えていいです。
ソフトウェア開発者はどんなことをしているのか、どうやったら業界に入っていけるか、業界に入るためにどのようにアピールできるか、どのような考え方をすれば仕事に追われず人生を豊かにできるか、どう学習しスキルを磨くか、といったソフトウェア開発者として生きていくうえで考え得るあらゆる観点について書かれています。
ソフトウェア開発を行うために必要な技術や知識の解説のようなものはあまりないですが、前提知識が少ない人に向けて、第3部を割いて基礎知識を概説しています。
なお、本書は訳本であり、日本のソフトウェア開発業界に向けて書かれている本ではありませんから、日本との事情の違いがあるかもしれないことは意識しておく必要があります。法制度の違いなど明らかな部分は、訳注・編注のかたちで補足されています。
また、同僚や上司との付き合い方、差別や偏見、ハラスメントの問題といった話題に触れる章があります。特に第44章「差別、偏見への対処法」は、相当に意見が割れるであろう内容になっており、著者の意見に対して否定的な意味を含んだ訳注が多数載せられているという、あまり見かけない事態になっています。不快な思いをされる方もおられるかも知れませんので、この辺りを読まれる際はご注意ください。
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