プログラミングの作法(作り方)を学ぶ名著。
2000年に出版された同名の書籍を再刊行したもので、内容は同じです。つまり、15年以上経過していますが、今でも色あせない名著です。
良いコード・悪いコード、それがなぜ良いのか、悪いのか。検討すべきことや、解決に導く方法といった、プログラミング開発に関するノウハウを学べます。コーディングスタイル、設計、デバッグ、テスト、性能、移植性といった各過程ごとに 30ページ程度でまとめられていますが、とても密度が高く、凝縮されているという印象です。
C言語、C++、Java、Perl、Awk といったように、いくつかのプログラミング言語を使ったサンプルコードが登場します。比較的、C言語のレベルでの話題の登場頻度が高いですが、C言語の経験がなくても、説明の意図は伝わると思います。何か1つのプログラミング言語を使った開発経験があれば、十分読み進められます。
本書の2人の著者はどちらも有名人です。
Kernighan は、K&R(「プログラミング言語C」のこと)の K
の方であり、先ほど名前が登場したプログラミング言語 Awk
の「k」でもあります。
Pike もさまざまな実績を持った人物です(参考:Wikipedia)。
そんな2人の経験と考察をコンパクトにまとめた本書には、それ相応の価値があると言えるでしょう。
これから開発現場にデビューしていく新人プログラマーに特にできる本です。良いプログラムを考える癖、良いプログラムを書く癖を早いうちから身につけておきましょう。また、すでに日常的にプログラミングを行っている人も、本書を読んで、自分のやり方を振り返ってみると良いと思います。
確固たる基礎を築ける本です。何度も読み返してみる価値があります。
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