IT の用語を日常生活に適用して、新たな発想を得ようという本です。
IT系技術雑誌『Software Design』の連載記事(2021年3月現在、連載中)を加筆修正して、1冊にまとめたものです。
36個の IT用語を1つ1つ取り上げていくスタイルですが、なかなか特殊な主旨になっていて、技術的な知識を得ることを主目的としていません。取り上げた IT用語の意味を探ると、そこにはコンピュータを効率よく扱ったり、事故・間違い・攻撃を防いだりするための技術的な工夫や発想法があります。これらの洗練された発想は、日常生活にも適用できるのではないか(あるいはすでにされているのではないか)ということを考えてみようという内容になっています。著者の結城浩氏のこれまでの活動を知っている人には、結城先生らしいなと思える本ではないでしょうか。
IT用語としての技術的な解説も行っていますが、それほど技術に詳しくなくても読めるレベルにとどめてありますが、(さすがにまったくの知識ゼロではきびしいと思いますが)。とはいえ、それゆえにかえって丁寧な説明になっているともいえそうです。元々、易しく配慮ある解説に定評がある著者らしさもあります。すでに用語を知っている人でも、説明の仕方の部分が参考になるかもしれません。
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