文章作成の方法に関するガイドライン。
ちなみにタイトルの読み方は「すうがくぶんしょう “さくほう”」です。
著者は、『数学ガール』シリーズで有名な、結城浩氏です。数学と執筆の分野を掛け合わせたようなタイトルですが、実際のところ、数学に関する文章(つまり数式を多く含むような文章)に限定される内容にはなっていません(もちろん関係する部分もありますが)。むしろ、コンピュータとかプログラムに関係する例文がよく登場する印象があります。
『数学ガール』のような小説タイプの文章の書き方や表現を学ぶものではなく、自分の考えを読者に正確に、読みやすく伝えるために必要なことをまとめた本です。2巻構成になっていますが、文庫スタイルで小さく薄いですし、2冊まとめて持っておきたい本です。
基礎編は(そのままですが)文章作成の基礎に関するものです。推敲編は(これもそのままですが)推敲に関するものになっています。推敲とは、文章を練ることをいい、つまり一度書き上げた文章を読み返して、文章構造とか表現を変えたり、必要に応じて削除したりすることも含むものです。誰かに読んでもらうきちんとした文章を作るためには、推敲編の内容も非常に重要です。
【紙媒体・基礎編】
【電子書籍・基礎編】
【紙媒体・推敲編】
【電子書籍・推敲編】
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