deque　解答ページ | Programming Place Plus　C++編【標準ライブラリ】　第７章

問題① 🔗

問題①　deque は vector と酷似したインターフェースを備えています。deque を使った方が良いと思われる場面と、vector を使った方が良いと思われる場面をそれぞれ考えてみてください。

deque の場合は、先頭と末尾への要素の追加・削除が高速に行えるので、そのような操作を頻繁に行う場合は deque を使った方が良いです。一方で、添字を使った直接アクセスは、vector よりもやや遅くなるので、直接アクセスすることがない（あるいは少ない）使い方が望ましいです。

一方で、deque は「容量」を制御できません。メモリの使用量を管理しなければならない場合は、deque は不向きでしょう。

ただしいずれにしても、性能面が重要であるならば、必ず実測に基づいて判断するべきです。データの個数や大きさ・内容や、追加や削除の行われ方などによって、（良くも悪くも）想像とは違った性能を生むことがあります。

参考リンク 🔗

• Programming Place Plus　C++編　参考書籍
  　– 当サイトの参考書籍一覧ページ。C++ に関する書籍を多数紹介。
• Programming Place Plus　C++編　リンク集
  　– 当サイトの参考Webサイト集。C++ の全般的な学習に有益なサイトを紹介。

更新履歴 🔗

’2015/1/24　新規作成。

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