NULL | Programming Place Plus　Ｃ言語編　標準ライブラリのリファレンス

NULL 🔗

概要	ヌルポインタ定数
ヘッダ	stddef.h、stdio.h、stdlib.h、string.h など
形式	// 整数型の 0 や、それを void* にキャストしたものに置換される #define NULL 0 #define NULL (void*)0 // C23 からは以下もありえる #define NULL nullptr
置換結果	ヌルポインタ定数。
詳細	ヌルポインタ定数は以下のいずれかであり、この中から処理系定義^📘で選択されたものが置換結果になる。値が整数型の 0 になる定数式上記を void* にキャストしたもの (C23 から) nullptr
注意
使用例	`#include <stdio.h> int main(void) { int num = 100; int* ptr = &num; printf("%p\n", ptr); ptr = NULL; // NULL が代入されたら、もうどこも指し示していない状態になる // *ptr = 10; // これは未定義の動作 printf("%p\n", ptr); }` 実行結果： `002EFEBC 00000000`
関連
解説章	第３１章

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
以下のリンクから商品を購入されると、Programming Place 管理者に紹介料が支払われています。

’2024/11/17
- C23 で nullptr が追加されたことへの対応
’2023/2/4
- コーディング規約を統一（実引数がある関数呼び出しの ( の直後、) の直前に空白を入れない）
’2021/12/11
- main関数から return 0; を削除（Ｃ言語編全体でのコードの統一）
’2019/9/16
- 使用例を修正
  - ヌルポインタを経由した代入が未定義動作になることを明記
  - printf関数の %p変換指定子に対して、ヌルポインタを渡すことは問題ない
’2019/7/18
- 解説のベースを C99 に上げる対応
  - コメントを // 形式で統一
’2018/4/11
- 全体的に文章を見直して修正。
’2018/1/22
- 新規作成