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SCNiFAST64

概要

int_fast64_t型の値を入力する際に scanf関数の変換指定に使う文字列

ヘッダ

inttypes.h

形式

#define SCNiFAST64 “lli”

置換結果

int_fast64_t型の値を入力する際に、scanf関数の変換指定に使う文字列。

詳細

たとえば、int_fast64_t型が long long int型に相当する場合、変換指定に使う文字列は “lli” となるべきであり、そのように置換される。

なお、置換結果に “%” は含まれていないため、連続する文字列リテラルが連結されることを利用して、「“%” SCNiFAST64」のように使う。

注意
使用例
#include <stdio.h>
#include <stdint.h>
#include <inttypes.h>

int main(void)
{
    const char s[] = "0xfa0a";

    int_fast64_t a;
    sscanf(s, "%" SCNiFAST64, &a);
    printf("%" PRIdFAST64 "\n", a);
}

実行結果:

64010
関連

printf関数と違い、scanf関数の変換指定子 “d” と “i” は異なる意味を持つため、SCNdFAST64マクロもあるが異なる意味を持つものである。

解説章


参考リンク 🔗

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