_IOLBF | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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_IOLBF

概要

ラインバッファリングを行うことを表す。

ヘッダ

stdio.h

形式

#define _IOLBF 1

置換結果

_IOFBF_IONBF とは異なる何らかの整数値。

詳細

setvbuf関数の第3引数に指定し、ラインバッファリングを行うことを表す。ラインバッファリングでは、改行文字が現れたタイミングで、バッファの内容を放出する。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    static char stdin_buf[BUFSIZ];
    static char stdout_buf[BUFSIZ];

    if (setvbuf(stdin, stdin_buf, _IOLBF, sizeof(stdin_buf)) != 0) {
        fputs("stdin のバッファリングを変更できませんでした。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
    if (setvbuf(stdout, stdout_buf, _IOLBF, sizeof(stdout_buf)) != 0) {
        fputs("stdout のバッファリングを変更できませんでした。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    char buf[80];
    printf("文字列を入力してください"); // 改行なし
    fgets(buf, sizeof(buf), stdin);
    printf("入力内容:%s\n", buf);
}

実行結果:

Hello  <-- 入力した内容
文字列を入力してください入力内容:Hello

関連

setvbuf関数の第3引数に渡せる値として、他に _IOFBF_IONBF がある。

解説章

第43章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/3 使用例を本編の解説に合わせた形に修正。
「行バッファリング」という表記を、本編に合わせて「ラインバッファリング」に改めた。

’2018/1/22 新規作成。



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