labs | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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labs関数

概要

絶対値を返す。

ヘッダ

stdlib.h

形式

long int labs(long int i);

引数

i

絶対値を求める対象の値。

戻り値

引数i の絶対値。

詳細

注意

結果が表現できない場合の動作は未定義。たとえば、2の補数表現を用いる環境ではLONG_MIN の絶対値は表現できない。

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    printf("%ld\n", labs(7L));
    printf("%ld\n", labs(-7L));
    printf("%ld\n", labs(0L));
}

実行結果:

7
7
0

関連

引数と戻り値の型が異なるタイプがいくつかある。
abs関数は int型、llabs関数は long long int型を扱う。
また、double型を扱う fabs関数、float型を扱う fabsf関数、long double型を扱う fabsl関数がある。なお、これら浮動小数点数型を扱うタイプは、<stdlib.h> ではなく、<math.h> に定義されている。
また、intmax_t型の値に対して絶対値を求める imaxabs関数がある。

解説章

第48章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/4 絶対値が表現できない具体例を追記。

’2018/1/22 新規作成。



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