lround | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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lround関数

概要

小数点以下を四捨五入する。

ヘッダ

math.h

形式

long int lround(double x);

引数

x

対象の浮動小数点数。

戻り値

引数x を小数点以下で四捨五入した値。

詳細

引数x にもっとも近い整数を返すと捉えることができる。
2つの整数と等距離にある場合は、0 から遠い方向を選ぶ。つまり 3.5 は 4 に、-3.5 は -4 となる。
結果の値は、引数の型で表現できるが、戻り値の型では表現できない可能性がある。その場合の結果は未規定である。引数x の絶対値が大きすぎて表現できない場合、値域エラーが発生することがある。

注意
使用例
#include <stdio.h>
#include <math.h>

int main(void)
{
    printf("%ld\n", lround(3.25));
    printf("%ld\n", lround(-3.25));
    printf("%ld\n", lround(0.0));
}

実行結果:

3
-3
0
関連

戻り値が long long int型の llround関数、double型の round関数がある。
引数が float型の lroundf関数、long double型の lroundl関数がある。

解説章

第48章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

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