HTML や XML のようなマークアップ言語で記述した文書に対して、閲覧時の見た目を指示するスタイルシートの仕様(あるいは言語)の1つです。
スタイルシートは、文書の構造と見た目の制御を分離するという発想を実現するしくみです。これを W3C (World Wide Web Consortium) という団体が具体的に仕様化したものが CSS です。文書の構造と見た目の制御を分離しておくと、同じ内容の文書を大きく異なる環境で閲覧しようとするときに(広い画面と狭い画面の違い、印刷する場合といったような)、構造はそのままで、スタイルシートだけを差し替えれば対応できることになります。
Webページの作成では、文書の構造を
HTML を使って記述し、見た目を CSS で指定します。CSS は
HTML文書内に埋め込んで記述することも、外部に独立したファイルとして作成することもできます。CSS
には、p { font-size:14px; color:#008000; }
といったように、見た目の指示を適用する対象
(CSS用語ではスタイルと呼ぶ。ここでは、HTML で段落を意味する p
タグを指定)
と、文書内でその対象が現れたときにどのような見た目にするのかという指示(CSS用語ではプロパティと値。ここでは、フォントサイズが
14ピクセルで、色が緑という指定)を記述します。
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