挙動や意味を変えることなく、最適な状態に近づけることです。
この用語が使われる箇所はさまざまであり、「最適な状態」が具体的にどういうことであるのかも、その対象によって異なります(そもそも、定義できない可能性もある)。
また、最適な状態を目指した結果、元の挙動や、本来的な意味が失われてはなりません。つまり、何かをあきらめて行うのなら、それは最適化とは呼べません。
プログラムでいえば、処理速度を可能限り速くすることや、メモリの使用量を可能な限り小さく抑えることを指す場合が多いです。ほかにも、消費電力を減らす最適化といったことも考えられます。こういったプログラムの最適化は、プログラマーがソースコードに手を加えておこなうほか、コンパイラがおこなうものもあります。
“最適”化 とはいっても、本当に最適な状態にできることはほとんどありません。また、トレードオフの関係性にあるものを両立することも難しいといえます。トレードオフの例として、「処理速度を向上させようとすると、メモリの使用量や消費電力が増える」「プログラムをコンパクトにしようとすると、ソースコードの可読性が悪くなる」といったものがあります。
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