C++編 逆引き 配列をソートする

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目的

配列の要素を、それらの要素の値の昇順や降順になるように並び替える(ソート)したいとします。

以下のような配列があるとして、

int array[] = {5, 4, 7, 2, 8, 7, 3};

昇順であれば {2, 3, 4, 5, 7, 7, 8} という順番に、 降順であれば {8, 7, 7, 5, 4, 3, 2} という順番になるようにします。

方法①(std::sort関数や std::stable_sort関数を使う)[C++03~]

標準ライブラリの std::sort関数(【標準ライブラリ】第22章)や、 std::stable_sort関数(【標準ライブラリ】第22章)を使うのが簡単です。 この方法は、配列だけでなく、コンテナ類でも使用できます。
両者は、速度面では std::sort関数の方が有利ですが、std::sort関数は安定(アルゴリズムとデータ構造編【整列】第0章)ではありません。 使い方自体は同じです。

昇順にソートする場合は、以下のようにします。

#include <algorithm>
#include <iostream>

#define SIZE_OF_ARRAY(array) (sizeof(array)/sizeof(array[0]))

namespace {
	void printElems(const int* begin, const int* end)
	{
		for (const int* p = begin; p != end; ++p) {
			std::cout << *p << std::ends;
		}
		std::cout << std::endl;
	}
}

int main()
{
	int array[] = {5, 4, 7, 2, 8, 7, 3};

	std::sort(array, array + SIZE_OF_ARRAY(array));
	printElems(array, array + SIZE_OF_ARRAY(array));
}

実行結果:

2 3 4 5 7 7 8

C++11 では、std::begin(array) や std::end(array) のようにして、 配列の先頭や末尾(の次)を指すポインタを得られます。

降順でソートしたい場合は、第3引数に std::greater を指定します。

#include <algorithm>
#include <functional>
#include <iostream>

#define SIZE_OF_ARRAY(array) (sizeof(array)/sizeof(array[0]))

namespace {
	void printElems(const int* begin, const int* end)
	{
		for (const int* p = begin; p != end; ++p) {
			std::cout << *p << std::ends;
		}
		std::cout << std::endl;
	}
}

int main()
{
	int array[] = {5, 4, 7, 2, 8, 7, 3};

	std::sort(array, array + SIZE_OF_ARRAY(array), std::greater<>());
	printElems(array, array + SIZE_OF_ARRAY(array));
}

実行結果:

8 7 7 5 4 3 2

方法②(自力でソートする)[C++03~]

余計なバグを生む可能性を考えると、あまりお勧めはできませんが、 性能上の問題等でやむを得ない場合には、 自力でソートアルゴリズムを実装するという方法もあります。

ソートアルゴリズムには色々な種類があるので、 目的に合った性能を持ったアルゴリズムを比較・検討して、慎重に実装して下さい。 基本的なソートアルゴリズムについては、アルゴリズムとデータ構造編を参照して下さい。


参考リンク

更新履歴

'2017/5/29 新規作成。





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