C言語入門書のベストセラーシリーズの1冊。
さまざまなプログラミング言語の入門書で定評のある柴田望洋氏の著作です。
本書は『新・明解C言語 入門編 第2版』『新・明解C言語 中級編 第2版』に続く、同シリーズの3冊目に当たる本です。
6色刷りの見栄えの良さ、サンプルソースの量、図表の多さ、解説の詳しさ、標準規格に沿った解説といった、入門編、中級編の良さを受け継いでいます。基本的に同じスタイルで書かれていると考えてよいので、入門編、中級編に満足したのであれば、本書もお勧めできます。
中級編でもすでに割と実践的な内容でしたが、今回はさらに本格的な開発に近付いた内容になっています。現場で実際にあった問題や疑問を取り上げながら、いくつかの簡単なライブラリを開発することを通して、C言語への理解を深めていくという解説の仕方を採っています。難易度は高めですが、本格的なプロの開発現場で通用するレベルにあると思います。
入門編や中級編は、改版されてもあまり内容に大きな変更が見られませんでしたが、今回は少なくとも章の構成は大きく変えているようです。また、解説のベースに使う標準規格が、初版の C89(相当)から C99 に変更されています。最新の C23規格にも触れているとありますが、これについてはコラムでごくわずかに登場する程度です。
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