EOF | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(名前順)

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)


EOF

概要

ファイルの終わりを表す。

ヘッダ

stdio.h

形式

#define EOF -1

置換結果

int型で負の整数。一般的には -1。

詳細

ファイルの終わり (End Of File) を表す。
ファイルからの読み取り時、これ以上データを読み取れないことを表すために、いくつかの標準ライブラリ関数が返す。あるいは、エラーを意味していることもある。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "r");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    while (1) {
        int c = fgetc(fp);
        if (c == EOF) {
            if (feof(fp) || ferror(fp)) {
                break;
            }
            else {
                // 有効な文字なので、そのまま続行
            }
        }
        putchar(c);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

入力ファイル(test.txt)

Test Message

実行結果(標準出力)

Test Message

関連

ワイド文字版として WEOFマクロがある。

解説章

第39章第40章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/22 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

’2018/4/6 「詳細」の一部の記述が、特定の標準ライブラリ関数での事情にあたるため削除。
「注意」の内容が、EOF というより char型に関する注意事項になっていたので削除。

’2018/1/22 新規作成。



標準ライブラリのリファレンス(名前順)のトップページへ

標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)のトップページへ

C言語編のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る