WEOF | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(名前順)

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)


WEOF

概要

ファイルの終わりを表す。

ヘッダ

wchar.h

形式

#define WEOF -1

置換結果

wint_t型の値。

詳細

ファイルの終わり (End Of File) を表す。
ファイルからの読み取り時、これ以上データを読み取れないことを表すために、いくつかの標準ライブラリ関数が返す。あるいは、エラーを意味していることもある。

注意

WEOF の値を表現できる保証があるのは wint_t型であって、wchar_t型ではない。
EOF とは異なり、置換結果は負数であるとは限らないし、EOF と同じ値であるとも限らない。

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <wchar.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "r");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    while (1) {
        wint_t c = fgetwc(fp);
        if (c == WEOF) {
            break;
        }
        putwchar(c);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

入力ファイル(test.txt)

あいうえお

実行結果(標準出力)

あいうえお

関連

マルチバイト文字版として EOFマクロがある。

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/20 全体的に文章を見直し修正。
EOFマクロの値と一致する保証がないことについて、wchar_t型との関係性について追記。

’2018/1/22 新規作成。



標準ライブラリのリファレンス(名前順)のトップページへ

標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)のトップページへ

C言語編のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る