RSIZE_MAX | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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RSIZE_MAX

概要

rsize_t型の最大値を表す。

ヘッダ

stdint.h

形式

#define RSIZE_MAX (SIZE_MAX >> 1)

置換結果

rsize_t型の引数に対して指定できる最大値。置換結果の型は size_t型である。

詳細

rsize_t型の引数に対して指定できる最大値を表す。

置換結果は処理系によって異なるが、型としては size_t型であるから、size_t型で扱える範囲内の値である。規格では、次のいずれか小さい方を選ぶように推奨している。

  1. 処理系がサポートしているもっとも大きいオブジェクトの大きさ
  2. SIZE_MAX の半分

注意

Visual Studio 2017 では、limits.h で定義されているが、これは規格の要求と一致していない。

また、limits.h と、ほかの標準ヘッダとのインクルードの順番次第では、定義を見つけられないことがある。その際には、limits.h をインクルードする前に、「#define __STDC_WANT_SECURE_LIB__ 1」という記述を入れると解決できる。あるいは、stddef.hstdio.h を先にインクルードすると良い。

使用例

#define __STDC_WANT_LIB_EXT1__ 1
#include <stdio.h>
#include <stdint.h>

#if defined(_MSC_VER)
#include <limits.h>  // Visual Studio 2017 では RSIZE_MAX がここにある
#endif

int main(void)
{
    printf("%zu\n", RSIZE_MAX);
}

実行結果:

2147483647

関連

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/27 新規作成。



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