SCNdMAX | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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SCNdMAX

概要

intmax_t型に対する scanf関数の変換指定に使う文字列。

ヘッダ

inttypes.h

形式

#define SCNdMAX “lld”

置換結果

intmax_t型の値を入力する際に、scanf関数の変換指定に使う文字列。

詳細

たとえば、intmax_t型が long long型に相当する場合、変換指定に使う文字列は “lld” となるべきであり、SCNdMAXマクロは、そのように置換される。
なお、置換結果に “%” は含まれていないため、連続する文字列リテラルが連結されることを利用して、「“%” SCNdMAX」のように使う。

注意
使用例
#include <stdio.h>
#include <stdint.h>
#include <inttypes.h>

int main(void)
{
    const char s[] = "1000";

    intmax_t a;
    sscanf(s, "%" SCNdMAX, &a);
    printf("%" PRIdMAX "\n", a);
}

実行結果:

1000
関連

printf関数と違い、scanf関数の変換指定子 “d” と “i” は異なる意味を持つため、SCNiMAXマクロもあるが異なる意味を持つものである。

解説章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 用語を統一(文字列定数 -> 文字列リテラル)

 SCNiMAX と同じ意味であるという記述を削除。異なるものである。

 printf、scanf系の関数で使う用語を、C言語編全体で統一する修正を行った。

 新規作成。



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