char32_t | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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char32_t

概要 32ビットの文字をあつかう型。
ヘッダ uchar.h
形式 typedef uint_least32_t char32_t;
詳細

32ビットで表現される文字を表す型。


__STDC_UTF_32__ 事前定義マクロが 1 に置換される処理系においては UTF-32 でエンコーディングされた文字を扱う。それ以外の場合のエンコーディング形式は処理系定義。C23規格から、このマクロは必ず 1 に置換されるようになり、UTF-32 を使うことが保証されている[1]


実体としては 32ビットの符号無し整数型であり、uint_least32_t型と同一である。
注意 C++ (C++11以降) においては、char32_t はキーワードだが、C言語では typedef である。
使用例
#include <stdio.h>
#include <uchar.h>

int main(void)
{
    char32_t c = U'あ';

    printf("%x\n", c);
}

実行結果:

3042
関連

16ビットで表現される文字(おそらく、UTF-16)を扱う char16_t型がある。C23 からは UTF-8 で表現される文字を扱う char8_t型 がある。

マルチバイト文字へ変換するために c32rtomb関数、マルチバイト文字から変換するために mbrtoc32関数がある。
解説章 第47章


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