ctime | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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ctime関数 🔗

概要 カレンダー時間を文字列化する。
ヘッダ time.h
形式
// C23 より前
char\* ctime(const time\_t\* timer);

// C23
[[deprecated]] char\* ctime(const time\_t\* timer);
引数 timer カレンダー時間が格納された time_t型の値を指すポインタ。
戻り値 引数timer が指すカレンダー時間を、文字列化した配列を指すポインタ。
詳細

この関数がしていることは、次と同じである。

return asctime(localtime(timer));
注意

C23 から非推奨となっており、ctime_s関数の使用が推奨される(ctime_s関数自体は C11 から存在する)。

返されるポインタは、標準ライブラリ内のどこかにある静的記憶域期間📘を持った配列を指している。この配列の内容は、他の標準ライブラリ関数の呼び出しによって上書きされることがある。たとえば、次回の ctime関数や asctime関数の呼び出しで上書きされるかもしれない。そのため、あとで結果を使う場合は、コピーを取っておくべきである。
使用例
#include <stdio.h>
#include <time.h>

int main(void)
{
    time_t t = time(NULL);
    puts(ctime(&t));
}

実行結果:

Sun Apr 03 13:07:27 2011
関連

変換前の形式が tm構造体である場合は、asctime関数を使える。

C11 からは、安全性を高めた ctime_s関数がある。
解説章 第51章


参考リンク 🔗

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