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feclearexcept関数

概要

浮動小数点例外フラグをクリアする

ヘッダ

fenv.h

形式

int feclearexcept(int excepts);

引数

excepts

クリアする浮動小数点例外フラグ。浮動小数点例外マクロのビット論理和で指定する。

戻り値

成功した場合は 0、失敗した場合は 0以外。

詳細

引数excepts に、FE_DIVBYZERO などの浮動小数点例外マクロのビット論理和を指定し、該当する浮動小数点例外フラグをクリアする。すべての浮動小数点例外を対象としたければ、FE_ALL_EXCEPT を指定すると良い。
浮動小数点例外フラグは、浮動小数点例外が起きたときにセットされる。

注意

使用例

#include <fenv.h>
#include <stdio.h>

#if defined(_MSC_VER)
#pragma fenv_access (on)
#else
#pragma STDC FENV_ACCESS ON
#endif

int main(void)
{
    feclearexcept(FE_ALL_EXCEPT);
    double x = 2.0 / 0.0;
    if (fetestexcept(FE_DIVBYZERO)) {
        puts("FE_DIVBYZERO");
    }
}

実行結果:

FE_DIVBYZERO

関連

浮動小数点例外フラグがセットされているかどうかを、fetestexcept関数で調べることができる。

解説章

第48章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

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