iscntrl | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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iscntrl関数 🔗

概要

制御文字かどうか判定する。

ヘッダ

ctype.h

形式

int iscntrl(int c);

引数

c

判定する文字。

戻り値

引数c が制御文字であれば 0以外を返し、そうでなければ 0 を返す。

詳細

ロケールの LC_CTYPE カテゴリの影響を受ける。
制御文字とは、画面に出力したとき領域を消費しないような文字を指す。つまり、isprint関数が偽となるような文字である。

注意

引数c が 0~UCHAR_MAX あるいは EOF のいずれかに含まれていない場合の動作は未定義である。

使用例
#include <stdio.h>
#include <ctype.h>
#include <limits.h>

int main(void)
{
    for (int i = 0; i < UCHAR_MAX; ++i) {
        if (iscntrl(i)) {
            printf("%c (%x)\n", i, i);
        }
    }
}

実行結果:

  (0)
  (1)
  (2)
  (3)
  (4)
  (5)
  (6)
  (7)
  (8)
     (9)

  (a)
  (b)
  (c)

  (d)
  (e)
  (f)
  (10)
  (11)
  (12)
  (13)
  (14)
  (15)
  (16)
  (17)
  (18)
  (19)
  (1a)
  (1b)
  (1c)
  (1d)
  (1e)
  (1f)
  (7f)
関連

ワイド文字版の iswcntrl関数がある。

解説章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

 ロケールに関する記述を追加。

 新規作成。



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