iswgraph | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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iswgraph関数 🔗

概要

ワイド文字の図形文字かどうか判定する。

ヘッダ

wctype.h

形式

int iswgraph(wint_t c);

引数

c

判定する文字。

戻り値

引数c が図形文字であれば 0以外を返し、そうでなければ 0 を返す。

詳細

ロケールの LC_CTYPE カテゴリの影響を受ける。
図形文字とは、印字文字(画面やプリンタに出力した際に1文字分の領域を消費する文字)から、空白文字を除いたものである。

注意

引数c の値は、wchar_t型で表現可能か、WEOF と等しくなければならず、それ以外の場合の動作は未定義である。

使用例
#include <stdio.h>
#include <locale.h>
#include <wctype.h>

int main(void)
{
    wint_t c;

    setlocale(LC_CTYPE, "");

    c = getwchar();
    printf("%s\n", iswgraph(c) ? "true" : "false");
}

実行結果:

   <-- 入力内容(スペース)
false
関連

マルチバイト文字版は、isgraph関数である。
空白文字も真と判定したければ iswprint関数を使う。また、空白文字を判定したければ iswspace関数がある。

解説章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 ロケールに関する記述を追加。

 新規作成。



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