一部のプログラミング言語に存在する演算子あるいはキーワードの1つで、なにかを削除、解放する役割を持ちます。
C++ では、new で動的に確保したメモリ領域を解放するために delete演算子を使用します。
* instance = new T(args);
T
// ...
delete instance;
C++ にはほかに、関数を削除する記法として =delete
があります。詳細は新C++編「静的メンバ」や「演算子のオーバーロード」を参照してください。
C++ 以外のプログラミング言語でも、new については同様の目的で存在するものは多くありますが、delete やそれに類するものが存在しないことが多いです。これは、C++ と異なり、解放についてはガーベジコレクションなどの仕組みによって自動化されている言語が多いためです。
JavaScript には、C++ のものとはまったく異なる意味の delete があって、オブジェクトのプロパティを削除することに用います。
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