コンピュータに関する高度な技術や知識をもつ者が、システムやプログラムなどの動作を解析したり、修正・改造したりすることです。
よく混同される用語にクラッキング(クラック)があります。していることが同じであったり、同じであるように見えたりするからですが、クラッキングは悪意をもって行われる行為であり、ハッキングには善悪の意味はありません。しかし、明確に呼び分けが行われていない現実もあります。
たとえば、正当な権限をもたない人間がシステムに侵入できないかどうかを実際に試行することは、情報を破壊したり盗み出したりといった悪意のもとで行っているのであればクラッキングと呼ぶべきものです。一方で、そのような不正行為を成功させないように、システムの脆弱性を事前に見つけ出し、セキュリティ上の施策を提案・実装したりすることに目的があるのなら、それはハッキングと呼べます。
クラッキングを行う人間をクラッカー、ハッキングを行う人間をハッカーと呼びます。また、前述したような用語の混同があることから、善意のハッキングを行う人間をホワイトハッカーと呼ぶケースが増えています。ホワイトハッカーは、クラッカーへの対抗のために必要な人材であると考えられており、育成が進められています。
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