プログラミングにおいて、ほかのメソッド(関数)や処理の記述を分かりやすくするなどの目的で用意される、小さめで補助的なメソッド(関数)のことです。
ヘルパーメソッドを作る目的の1つは、何度も繰り返しあらわれる処理を一箇所にまとめることで、コードが冗長になることを防ぎ、再利用性を上げることです。これは、同じロジックを複数箇所に重複させないようにする DRY原則と呼ばれる設計原則に従うことでもあります。
また、大きく複雑な処理を小さめのメソッドに分けることで、コードの可読性を向上させることができます。ヘルパーメソッドに付ける名前によって、処理の部分部分の意味を説明することにもなります。また、1つ1つのメソッドが小さなものになることで、1つの関数は1つの責務だけを果たすべきとする単一責任原則に従うことにもつながります。
よく似た用語として、ユーティリティメソッドがあります。ほとんど同じ意味で使うこともありますが、ヘルパーメソッドのほうがより局所的なスコープで作られる、小さなメソッドのことを指す場合が多いです。
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