プログラミングの枠組みのことで、プログラムをどのようなものとして捉えるか、どのような考え方で記述するかといったスタイルを分類したものです。
おもなプログラミングパラダイムとして、手続き型プログラミング、オブジェクト指向プログラミング、関数型プログラミング、宣言型プログラミング、論理型プログラミングといったものがあります。
「異なるパラダイム」といったように、単に「パラダイム」と呼ぶこともあります。「パラダイム」は「規範」と訳されます。
プログラミング言語は、こうしたプログラミングパラダイムにもとづいて言語仕様が設計されています。ただし、どれか1つのプログラミングパラダイムに特化しているとは限らず、複数のプログラミングパラダイムを取り入れていることもあり(マルチパラダイム言語)、むしろそのほうが一般的であるといえます。
たとえばC言語は、ほぼ手続き型プログラミングだけに基づいていますが、C++ は手続き型プログラミングのほかにオブジェクト指向プログラミングや、関数型プログラミングの一部(ラムダ式など)を取り入れたマルチパラダイム言語になっています。
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