プログラミングパラダイムの1つで、コンピュータに実行させる命令を順番に記述していくスタイルを採るもののことです。
基本的には、命令を実行する順番どおりにソースコードに書き下していきますが、分岐やループといった制御構造を用いて、実行の順番を制御することもできます。
また、手続き(プロシージャ)と呼ばれる、ひとかたまりの処理を定義して、ほかの箇所から呼び出して使うことができます。具体的なことはプログラミング言語の種類によっても異なりますが、多くの場合、手続きを実現する方法として、関数やサブルーチンと呼ばれる機能が用意されています。こうして、手続きが手続きを呼び出すことを基本として、プログラムを組み上げていきます。
手続きは「処理」に当たるものですが、その対象となる「データ」の存在を忘れてはなりません。手続き型プログラミングでは、データに対してなんらかの処理をおこなうための命令を記述します。したがって、処理とデータは分かれて存在します。これに対して、たとえばオブジェクト指向プログラミングと呼ばれるプログラミングパラダイムでは、データと処理をひとまとめにしたオブジェクトという考え方を用います。
手続き型プログラミングに対応したプログラミング言語を、手続き型プログラミング言語と呼びます。とはいえ、実行させる命令を順番に記述するのは至極ありきたりな方法ではあるので、多くのプログラミング言語が少なからず、手続き型プログラミングに対応していることになります。
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