画面(ディスプレイ)に、対象をどこまで細かく表示できるかをあらわす尺度のことです。
画面解像度には、大きく分けて2つの表現方法があります。
1つは、1インチ(約2.54cm)辺りのピクセル数による表現です。この場合は、ppi(pixels per inch)という単位で表されます(たとえば、400ppi のように)。解像度という言葉は本来、画素の密度(ある物理的な長さの中に、画素がどれだけ密集しているか)を示すものなので、この表現方法は自然です。
また、1インチ(約2.54cm)辺りのドット数を用いて、dpi(dots per inch)という単位で表現する場合がありますが、ppi と dpi の数値は一致しない場合があることに注意してください。たとえば印刷のように、1つのピクセルを多数のドットで表現する場合、ppi よりも dpi の方が大きな数になります。
もう1つの表現方法は、画面に表示できるピクセルの総数による表現です。「横方向のピクセル数 × 縦方向のピクセル数」のようなかたちで表されます(たとえば、1024×768 のように)。この表現方法はよく使われていますが、解像度の本来の意味からは外れています(物理的な画面サイズがわからないと、密度もわからない)。
ピクセルの総数による表現では、代表的なものに呼称があります[1]。たとえば、1024×768 を XGA、1920×1080 をフルHDと呼びます。
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