演算子の一種で、2つの対象(オペランド)が等価であるかを調べるものです。
JavaScript や PHP などの一部のプログラミング言語に存在する演算子で、===
や !==
で表現されます。===
を厳密等価演算子(同値演算子)と呼び、!==
を厳密不等価演算子(不同値演算子)などと呼び分ける場合もあります。
厳密等価演算子を備えるプログラミング言語では、==
や !=
と表記される通常の等価演算子は、型変換によってオペランドの型を合わせてから比較を行おうとします。そのため、たとえば 4 == "4.0"
のような整数型と文字列型の比較が、4
と 4.0
という数値どうしの比較になり、true と判定されます。この仕様を便利と捉えるか、非常に分かりづらく危険ですらあると捉えるかは意見が分かれるかもしれませんが、いずれにしても、4 == "4.0"
を false とするような判定方法にも必要性があります。
厳密等価演算子の場合には型変換を行わず、オペランドの型が異なっている場合の結果は false になります。そのため、4 === "4.0"
は false です。
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