ソフトウェアが、複数の異なるプラットフォームで同じように動作できることをいいます(「このソフトウェアはマルチプラットフォームである」のように表現します)。
クロスプラットフォームと呼ばれることもあります。ただし、家庭用ゲーム機においては、クロスプラットフォームという言葉がやや異なる意味をもって用いられることがあります。
マルチプラットフォームを実現する考え方は、大きく分けて2つあります。
1つは、仮想マシンのような、複数のプラットフォーム上での動作に対応させる仕組みを用いることによって、1種類のプログラムを開発するだけで、複数のプラットフォームに対応する考え方です。
もう1つは、対応させたいプラットフォームごとに異なるプログラムを開発する考え方です。同時進行で開発する以外にも、先行して開発を終えたソフトウェアを別のプラットフォームに移植することによって、マルチプラットフォーム化されることもあります。
家庭用ゲーム機においては、クロスプラットフォームという用語を、1つのゲームを複数の異なるプラットフォーム(ここではゲーム機のこと)で、その区別なく遊べる機能のことを指します。
たとえば、自宅の据置型ゲーム機で遊んでいたゲームの続きを、外出先では携帯型ゲーム機で遊ぶ機能が挙げられます。また、セーブデータを別のプラットフォームで使えることを、クロスセーブと呼び、クロスプラットフォームの一環であるといえます。
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