ランレングス圧縮 | Programming Place Plus 用語集

トップページ用語集

名称

解説

圧縮アルゴリズムのひとつで、連続して同じデータが現れる場合に、「そのデータ1個+長さ」というデータに置き換えることで圧縮する手法です。

たとえば「AAABBBBBBCDD」というデータを「A3B6C1D2」のように置き換えます。圧縮後のデータから元のデータを取り戻すことが可能なので、可逆圧縮に分類されます。

さきほどの例で「C」が「C1」に置き換えられてしまっているように、ごく単純なランレングス圧縮の実装では、連続していないデータがあると、その部分はかえってデータ量が増加してしまいます。この問題を解決する手法はいくつか考案されていますが、単純な方法は、連続する回数が1回だけなら長さを付加せずに、そのままにしておくというものです。「AAABBBBBBCDD」なら「A3B6CD2」とすれば、データ量が増加してしまうことは防がれます。

ランレングス圧縮は、連続データが多い場合に効率が高まるので、モノクロ画像や FAX の送信データの圧縮などで使用されます。


参考リンク

更新履歴


用語集のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る