連結リストの分類の1つで、要素の列に先頭と末尾が存在するもののことです。
リスト内の要素を辿っていくと、いつか末尾に行き着き、それ以上は進めなくなります。同様に、逆方向に辿ったとすると、いつか先頭に行き着き、それ以上は進めなくなります。
線形リストに対して、先頭と末尾の概念がなく、要素が円環状に接続されている連結リストは、循環リストと呼ばれます。
また、連結リストをほかの観点で分類する考え方があり、後続の要素への参照情報のみをもつものを単方向リスト、前後の要素への参照情報をもつものを双方向リストと呼びます。たとえば、先頭と末尾の概念があり、前後の要素への参照情報がある連結リストは、線形リストであり双方向リストです(合わせて、双方向線形リストのように表現される場合もあります)。
連結リストの考え方や実装方法を、アルゴリズムとデータ構造編【データ構造】第3章、アルゴリズムとデータ構造編【データ構造】第4章で解説しています。
Programming Place Plus のトップページへ
はてなブックマーク に保存 | Pocket に保存 | Facebook でシェア |
X で ポスト/フォロー | LINE で送る | noteで書く |
RSS | 管理者情報 | プライバシーポリシー |