豊富な練習問題を解いて、C言語を身につける入門書。
本書は、同著者によるベストセラー本『新・明解C言語 入門編 第2版』のすべての演習問題について、解答と詳しいな解説が掲載されており、新たな問題も追加してあります。そのため基本的には、『新・明解C言語 入門編 第2版』を所持していて、そちらをベースに読み進めるものになっています。本書の解説も相当に詳しいので、だいぶ話が被る感じはしますが。。
問題数は膨大で 1436問あるそうです。実際にプログラムを書く問題(おもに『新・明解C言語 入門編 第2版』の演習問題)は 184問、あとは穴埋め形式がメインの錬成問題が 1252問(空欄1つを1問と数える)となっています。まあ十分すぎる分量だとは思います。
プログラミングを身につけるためには、基本的な文法などの知識を得るだけでなく、自分で考え、手を動かし、動作を確認し、おかしなところを直すというステップを繰り返すことが重要です。本や記事を読んでいるだけでは、これらのステップの大半が抜け落ちてしまいます。実際に何らかの作品を作ってみるのもいいのですが、入門段階では手におえないはずで、もっと小さな課題がたくさん必要でしょう。そのためには、本書のような詳細な解説がついた問題集は役に立ちます。
ただ、あまりにも問題数が多いのと、C言語の標準的な機能の範囲でできる問題に限られていて面白味が薄いともいえるため、全部やろうとすると相応な根気が求められそうです。
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