トップページ – C言語編 – 標準ライブラリのリファレンス(名前順)
トップページ – C言語編 – 標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)
概要 |
ファイルを開く。 |
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ヘッダ |
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形式 |
FILE* fopen(const char* restrict filename, const char* restrict mode); |
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引数 |
filename |
ファイル名。 |
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mode |
モード。 |
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戻り値 |
成功した場合は、オープンしたファイルを制御するための FILEオブジェクトへのポインタを返す。失敗した場合は、ヌルポインタを返す。 |
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詳細 |
引数filename に指定した名前を持ったファイルをオープンし、ストリームを結びつける。
ファイル名は、環境に応じたファイルパスの表現を受け付ける。たとえば、Windows では “documents\\test.txt” や “test.txt” といった表記により、カレントディレクトリにある documentsディレクトリ内の test.txt を開くことができる。また、受け付けられることが保証された最大長は、FILENAME_MAXマクロで与えられている。
処理系によっては、これらのモード名の後ろに何らかの文字列を続ける形で、独自のモードを提供していることがある。たとえば、Visual Studio では、“r, ccs=UNICODE” のような形で、Unicode (UTF-16LE) のデータを入出力できる。 モードごとに、以下の表のような動作の違いがある。
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注意 |
同時に開くことができるファイルの最大数が、FOPEN_MAXマクロで与えられている。 |
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使用例 |
実行結果(標準出力)
実行結果(hello.txt)
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関連 |
ファイルを閉じるには fclose関数を用いる。 |
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解説章 |
()
の前後の空白の空け方)(
の直後、)
の直前に空白を入れない)return 0;
を削除(C言語編全体でのコードの統一)’2018/4/20 「NULL」という表記を「ヌルポインタ」に修正。
’2018/4/8 「詳細」にモードごとの動作をまとめた表を追加。
処理系独自のモードについて、VisualStudio での例を挙げた。
’2018/1/22 新規作成。
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