fclose | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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fclose関数 🔗

概要

ファイルをクローズする。

ヘッダ

stdio.h

形式

int fclose(FILE* stream);

引数

stream

クローズするストリーム。

戻り値

成功したら 0 を、何らかのエラーを検出したときには EOF を返す。

詳細

指定されたストリームのフラッシュを行った後、クローズ処理を行う。バッファリングされているデータは、入力ストリームでは無視され、出力ストリームでは書き出される。

この関数は、成功か失敗かに関わらず、ストリームとファイルの結びつきを切り離す(つまりクローズする)。setbuf関数setvbuf関数を使って設定されたバッファの結びつきも切り離され、これらの関数が自動的に確保したバッファであれば解放する。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "w");
    if (fp == NULL) {
        fputs("ファイルオープンに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fputs("Hello, World\n", fp) == EOF) {
        fputs("ファイルへの書き込みに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

実行結果(標準出力):

実行結果(test.txt):

Hello, World

関連

ファイルオープンは fopen関数で行う。

解説章

第39章


参考リンク 🔗

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更新履歴 🔗

 「詳細」に、バッファやストリームの切り離しに関する説明を追加。

 新規作成。



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